【小さな村から大きなニュース その4】
 この昭和15年に作成された測量図は昭和15年から昭和55年頃まで使用されていた公図であり、全ての基本となる公図で明治42年と比較してもほとんど同様である為、信頼性はきわめて高い測量図と言えます。
 この公図を使用して日本道路公団が関越自動車道用地として買い上げた土地に隣接しているのです。当時(昭和55年2月8日測量)登記昭和55年6月12日の地積図を見てもおかしな所はありませんし、昭和58年10月28日に道路公団が雨水桃水路用地として分筆した時点でも地積図を見る限りでは不自然なところはありません。しかし現在の公図(図2)で見ると現地と全く合いません。


図2 道路公団の高速道路用地買収地積測量図

 当初は法務局へ行っても役場へ行っても「公図に過ちがあるわけがない。 公図が一番正しい。」の一点張りで取り合ってもらえませんでした。しかし、現在 の公図を見ると(T氏)の土地が道路公団の高速道路敷きまで食い込んでいます。


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