「外国人によるインド・ヒマラヤでの登山に関する申請」(7/10)

(APPLICATION FOR CLIMBING PEAKS IN THE INDIAN HIMALAYA BY FOREIGNERS)


原本のフォトコピー 抄訳
標高 支払うべき取扱手数料

6500及びそれ以下 1500米ドル 12人1パーティで、追加は13人から

6501Mから7000M 2000米ドル 16人まで1人当たり300米ドル

7001M及びそれ以上 3000米ドル

カシミールヒマラヤのヌン及びクン峰 3000米ドル

制限地域の山々 4000米ドル

東カラコルムの山々 4000米ドル
1パーティにつき外国人は8人を越えることができない。連合登山隊では16人を越える場合は、8人はインド人であること。連合登山隊は山頂へ登ることだけが許可される。

環境手数料

1000米ドルが各遠征隊に、返却可能な環境保全供託金として果たされる。それは連絡官から「全てきれい証明書」を受けることで返却される。加えて300米ドルを環境税として果たされる。(返金しない)

8. 取扱手数料はニューデリー(インドの)に支店のあるどの銀行でも‘INDIAN MOUNTAINEERING FOUNDATION’として銀行為替の方法により米ドルでのみ受け付けられる。この為替はいかなる銀行/エージェントでもなくこちらの事務所に送らなければならない。小切手は受け付けられない。ビザ/マスターカードの番号に、山頂取扱料を請求することを認可されている。また、クレディットカードによる取扱もできる。

9. IMFによる内諾が発行された後2ヶ月以内に取扱手数料が受け取られなかった場合、暫定の予約はキャンセルされ順番待ち一覧の次の隊に提供される。予約後に隊によって遠征の取り消しが行われた場合、取扱手数料の25%は没収され、残金のみが返却される。

10. いかなる段階においても、IMFによって遠征の取り消し、又は許可の否認が行われた場合、全額返却される。

11. 政府によって認可されIMFによって一覧に記された旅行取扱者に限って取り扱うことができる。彼ら(旅行取扱者−訳注)は(the touts不明touristsか−訳注)にたいして注意深く扱うよう助言されている。旅行取扱者の一覧はIMFの管理官によって準備されていて、要請があれば、得ることができる。

12. 予約されていない山頂には順化の一環としてであろうと一切試みてはならない。

13. 許可されている山頂に進み出して後、又は試みて後に遠征隊が追加の山頂を試みたいと望む場合連絡官に書面をもって要請することができる。他の遠征隊に対してフリーないわゆる追加山頂として提供することを、例外的な状況の中では許せるだろう。その場合、追加の山頂に支払うべき取扱手数料は正規の料金の50%である。

14. いったん遠征隊がニューデリーを出発したら、どの段階でも隊長が遠征を取りやめたなら病気や事故その他どのような理由があろうと、戻ったら直ちにIMFに報告する。取扱手数料の返却の申し込みは受け付けられない。


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