東吾妻町(ひがしあがつままち)は、群馬県西部に位置する町。町のシンボルとしてそびえ立つ岩櫃山(いわびつやま)は、真田幸村も幼少期を過ごしたとされる岩櫃城跡を残す山です。今から400年前の「一国一城令」に従い、幸村の兄にあたる真田信幸が城下町を山から山下へと移したことで現在の原町が生まれ、以後現在に至るまで豊かな自然と歴史ロマンが薫るまちとして、多くの歴史ファンや温泉ファンの方などに足を運んでいただいています。
 
 
東吾妻町には源泉数豊かな温泉があります。日帰り入浴ができる吾妻渓谷温泉郷や浅間隠温泉郷など、四季の自然を満喫しながらの温泉旅はいかがでしょうか?2014年には日帰り温泉を併設した「道の駅吾妻峡」もオープン。特産品にはこんにゃく、みょうが、なす、トマトなどがあり、蕎麦や田舎料理のお店も多数あります。
 
 
町の西部には、上毛かるたで「耶馬渓しのぐ吾妻峡」と詠まれた風光明美な渓谷、吾妻峡があり、多くのハイキング客で賑わいます。郷原地区からは縄文時代後期に作られたという「ハート形土偶」も出土し、この町が遥か大昔から豊かな自然や人の営みが行われていたことを物語っています。

大型の商業施設はありませんが、東吾妻町にはほっとする風景があり、素朴で人当たりの良い人々がいます。歴史散策に、ハイキングに、温泉旅行に・・・皆さまの来町を、心よりお待ちしております。