相対性理論との出会い・・・

天文関係に興味を持っていた自分はテレビ番組でもそれに関係するものはなるべく見るようにしていました。
確か中学1年生の時、朝日テレビで夜11過ぎに、『COSMOS』という、カール・セーガン博士が説明する7、8回(?)シリーズの番組がありました。その番組を見ていくと、話のバックボーンは確かに宇宙に関することなのですが、内容の大半はアインシュタインの相対性理論に関することでした。

光速を越えることはできない。
光速は誰から見ても一定。
高速で動く慣性系の時計は遅れる。
重力が強いほど時計は遅れる。

等々

 今まで全く知らなかった世界が紹介されました。
特に、時間の進み方が見る人の立場で異なるということは、それまでの概念(古典的相対論・・・時間はすべて共通に進む)を根底から覆す内容で、自分にとっては”知識の革命”でした。

 この番組を見て以来、自分はもっと相対性理論を理解したいと思うようになり、天文学から物理学へ興味関心が向いていったのです。