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コミックス未収録作品です。
お蔵入りの部屋ともいいます。。。(笑)

「精霊絵師」

(1999年・42P)

初出は、某社の某誌でした。
絵にこだわってみたので、ものすごく作画に時間がかかってしまい、苦労させられました。
そのわりに、「読者から何の反応もなかった」と言われ、以後このタイプの作品は描いていません。
作品にも、幸せな作品と不幸せな作品とがあると思うのですが、
そういう意味では、この作品は不幸せな作品だったかなぁ、と思います。
今回、こうして再び人目に触れる機会を得て、ひとりでも気に入ってくださる方がいれば、
作品的にも本望でしょう(笑)。
この頃、体のラインを細く描くのがマイブームだったらしく、セリフやコマ割りにもそこはかとなく
時代が感じられて懐かしかったりします。
作者的には、絵柄を好きなように描けて楽しかったかな。。。
でも、話の内容・展開等は「なんでこの頃はこういう展開にしようと思ったのだろう?」
と、自分で自分がよくわからなかったり(笑)
でも、その「時」にしか描けない漫画というのは必ずあるので、そういう意味では貴重な一作だと思います。
一時はとても続きを描きたかったのですが、今はそうでもないかな。。。
画像が荒くて読みづらいかと思いますが(すみません。。。汗)どうぞお楽しみ下さいませ。

作品はこちらから

 

 

   

 

「僕と御主人さま」

(1999年・40P)

初出は、説話社「恐怖まんが666」でした。
どこが恐怖なんだ。。。って感じでしたが(笑)この作品で思い出すのは、下絵が終わり、アシスタントさんに背景を入れて帰ってもらい、あとは私がペン入れて仕上げるだけ。。。ってとこで、

右腕を骨折して、掲載号を遅らせてしまったことでしょうか。。。。。

一般に言う「落とした」ってやつです。どう考えても不可抗力でしたが。
しかし、「コンビニ歩いて行く途中で転んで右手を折った」なんて、誰に言っても大爆笑です。
こんな怪しい言い訳を素直に信じてくださった、当時の担当のNさん、その節はご迷惑をおかけしました。でも、本当だったのだから仕方ありません。。。
ギプスに巻かれた右腕を見ながら、ああ、人生にはこういうこともあるんだなーといろんな意味でしみじみした日が思い出されます。
そんなわけで、実際原稿を仕上げるまでにインターバルが空いてしまい、仕上げの頃には最初のテンションがかなり落ちてしまっていて、仕上げのトーン処理が少ないのにはそういった理由がありました。
この頃、といってもこの作品に限ってですが、なんか変な描きぐせがついてしまい、今見るとなんか自分の絵じゃないようです。。。やはり、腰や首を細く描くのがマイブームだったらしいのですが、

やりすぎだろ。。。。。。。。。。。。。。。

と、今では心から思います。。。。作品的には、ストーリーが破綻気味で(汗。。。)
しかし、私の作品で、ここまで登場人物がラブラブしている話も珍しいと思います。(ラブラブの相手、人間じゃないけど。。。いや、人間じゃないのが好きなのかな?)
このふたりの話はまた描いてみたいかな。。。設定とか少し修正して。
でも、シエザ、可愛いと思いませんか?私も一人(?)欲しいです(笑)

作品はこちらから

 

 

 


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