高校生あれこれ・・・最近のトピックより
   ◆◆高校生の生き生きした素顔と活動をキャッチ◆◆

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 実行委員長に聞く

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実行委員長 滝沢孝祐くん(前橋高校3年生)に聞く
この「ぐんまぽかぽかマーケット」のきっかけは?
   「高校生でもできるんだ!」「 私たち一人一人が、今この世界を生きる人間として何ができるのか」そんな考えがきっかけで始まったんです。
◆ チャリティバザーが中心ですか?
    ステージイベントや展示ブース、模擬店などもやりました。収益金は「フォスタープラン協会」(国際開発援助NGO団体)に寄付します。
◆ それにしても、よくここまでやれましたね。
実行委員の感想にこんなのがありました。みんなの実感かな。
「 こんなにも短い間
  こんなにも多くのやりがい、こんなにも多くの出会いと別れ
  こんなん学校だったら絶対できない
  人から聞いたんじゃ意味がなかった
  自分でやってやっと気付きました
  こんなにもやりがいがあったこと、楽しすぎたこと
  絶対忘れないや
  イエス ボス!                     」
◆ ボランティアだけど、生徒会を中心に呼びかけたというのは?
    ボランティアとか社会活動に興味がない、知らない高校生にとって、きっかけはやっぱり毎日通っている「学校」の中だと私は最近確信しています。だから、敢えて既存の枠で行い、そこから「学校」の枠を超えてたくさんの仲間が結びつく。そして既存の枠を越える。
    でもやっぱり、学校の枠のむずかしさはありました。けど、ほんとに多くの大人の方々に支えてもらったからやれたと思います。
大人や教師に向けて、言いたいことありますか?
    「現在の高校生は無気力だ」「茶髪にルーズソックスが女子高生だ」などと思われているみたいですが、しかしその「無気力」と言われている
   若者がどうしてここまでできるのか?私は「気力」があるからだと断言します。確かに「無気力」な若者が沢山いるのも事実ですが、問題はそれを助長するような環境ではないでしょうか。今回の「ぽかマ」のような「きっかけ」さえ掴めれば、本来の高校生が持っている爆発的なパワーを発揮できると思います。だから、きっかけのチャンスを失わせないでほしい。そして長い目で見てほしいですね。ある意味、子どもはほっとけば育つと思います。