事務局便り
 謹賀新年
 2002年は群馬県内の高校再編の動き、群馬大学と埼玉大学統合の動きと、再編・統合の動きが激しかった。
 県立中央高校は中等教育学校に、碓氷・安中地区の3校の統合、伊勢崎女子高校の単位制、伊勢崎東高校と境高校の統合男女共学、前橋市立高校の中等教育学校等、そこに加わって群馬大学と埼玉大学の統合である。特に群馬大学教育学部の埼玉大学教育学部へ吸収統合は群馬の教育の基盤をゆるがすもの、群馬に教員養成学部を残せと、短期間に10万有余の署名が集約された。高校再編では各学校、地域で教職員、PTA、生徒、同窓会、自治体関係者等多くの市民が再編統合反対の運動を展開した。高教組が企画した討論会では県教育委員会事務局からの参加もあった。
 今、桐生女子高校通信制の有志生徒は太田西女子高校のフレックススクール化によって自分たちの学校が無くなってしまうのではと、県教育委員会のHPにメールを、学ぶ仲間の声「一言集」を県教育委員会に送っている。
 当事者の声を教育行政の執行責任者に届けようとしてる。「現場を直接見て、現場を理解しないで、なぜ今よりいい学校場できるのか。」が彼等の思いである。 そろそろ、「御上が作る学校から、市民が造る学校」に。
 
 主な活動の記録(2002年9月以降)



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